ジャム＆果実酒

ほおずき（鬼灯）は、東南アジアを原産とするナス科ホオズキ属の多年草の果実で、日本でも観賞用や食用として栽培されています。食用のほおずきにはビタミンAやミネラルなどの成分が豊富に含まれています。

マンゴー（芒果）は、インドシナ半島を原産とするインドシナウルシ科マンゴー属の樹になるトロピカルフルーツのひとつで日本では沖縄県などに自生します。甘く濃厚な果実は人気が高く生食されるほか、ジュースやスムージー、缶詰、ドライフルーツなどにも加工されています。

ナシ（梨）は、中国を原産とするバラ科ナシ属の落葉高木になる果実です。ジューシーな果実は生食で食べられるのはもちろん、ケーキ缶詰、スムージーなどでも利用されます。

ローズヒップ (rose hip) は、バラ科バラ属の植物になる果実です。実にはリコピンや、ビタミンＣが豊富に含まれておりハーブティー、ジャムなどに仕様されるほか食用以外にもスキンケアやサプリなどにも幅広く利用されています。

アキグミ（秋茱萸）はヒマラヤ山脈からアジアに分布するグミ科グミ属の落葉低木になる果実で秋に果実が熟すことから秋グミと呼ばれています。果実は酸味があり生食されるほか果実酒などに利用されます。

甘夏は大分県を原産とするナツダイダイの変種で名前の通り酸味が少なく糖度が高いのが特徴です。表面はやや凸凹しており果実は生食やされるほか、ポン酢やマーマレードなどに加工されます。

ネクタリンは、バラ科の果樹で桃の変わり種です。夏が収穫期で実は赤く熟しやや酸味があります。和名はズバイモモで長野県が生産量トップの7割を占めています。ネクタリンには「若返りのビタミン」ともいわれるビタミンＥが豊富に含まれています。

桑の実は、クワ科クワ属の落葉性の落葉性の高木になる果実でやや細長いキイチゴのような果実がなり初夏に熟します。甘酸っぱい味で果実酒の原料となり葉はお茶としても飲まれるほか根皮は生薬としても利用されています。

マルメロ (marmelo) は中央アジアを原産とするバラ科マルメロ属の落葉高木になる果実でセイヨウカリンとも呼ばれています。マルメロには疲労回復を助けるビタミンB1や抗酸化作用のあるビタミンB2やβ―カロテンも豊富に含まれおり栄養価の高い果物で知られています。

パパイア（papaw)は、メキシコ南部から西インド諸島を原産とするパパイア科パパイア属の常緑小高木の果実です。トロピカルなムード漂うパパイアの実は生食のほか、ドライフルーツやジュースジャムなどに加工されて利用されます。