自家製 サンシュユ酒の作り方と保存方法

果実酒
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四季がはっきりしている日本では季節ごとに旬の果物を手に入れることができます。
これらの果物を果樹酒にすることによってまた違った楽しみ方が味わえます。
素材だけで手作りした果実酒は安心していただくことができます。
コツをつかめば簡単にさまざまな果物の果樹酒を手作りすることができます。
是非あなただけの果実酒をつくってみませんか?

サンシュユとは

サンシュユは、中国原産のミズキ科落葉小高になる果実です。
春先に黄色い花を咲かせ秋にグミのような赤い実をつけます。

赤く熟れた果実は生薬やミカン療法にも利用されています。
また疲労回復、滋養強壮、冷え症、低血圧症、不眠症などに果実酒として用いられるほかジャムにしても食べられます。

 

サンシュユ(山茱萸)酒の作り方

材料
サンシュユ         400g
氷砂糖           400g
ホワイトリカー35度     1.800ml

作り方
 1 
サンシュユは成熟したものを使います。
鍋にお湯を沸かしサンシュユをサッと湯がきざるにあげます。

 2 
ほぼ乾燥したら潰して実を取り出し、果肉をざるに並べて天日干しします。

 3 
アルコール消毒済の清潔な瓶にサンシュユの実、氷砂糖を入れ、ホワイトリカーをそそぎます。

 4 
冷暗所に保存し2か月くらいでいったん濾して実を取り出します。

 5 
再び漬け込み半年後から飲み頃です。

 

果実酒のポイント

〇瓶は広口のものを用意する。
〇水分は厳禁。キッチンペーパーなどできれいにふき取る。
〇レモンを入れる場合は白い皮の部分に苦みがあるため厚めに剥いて取り除く。
〇冷暗所に保存する。
〇ホワイトリカーは35度以上のものを利用する。

 

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サンシュユ酒の主な有効成分と効果・効能

ンシュユは乾燥した果肉は生薬としても登録されており加齢による疲れ、病中病後の滋養強壮や疲労回復、などの効能が期待されます。
またサンシュユには女性に多い冷え性や低血圧などの症状緩和にも効果的と言われています。

● 滋養強壮
● 疲労回復
● 血圧降下作用
● 冷え性
● 低血圧症
● 利尿作用
● 収斂作用
● 止血効果
● 解熱作用

 

果実酒の保存方法

瓶の消毒

用意するもの
・焼酎    35度以上
・清潔な布巾

 1 
瓶は洗剤できれいにあらって乾かします。

 2 
瓶の中に少量の焼酎を入れて、瓶を傾けながら
まわして全体に行きわたるようにします。

 3 
焼酎を捨てます

 4 
清潔な布巾の上に瓶をふせて置き、完全に乾燥させます。

 

※焼酎は35度以上のものを使用します。
保存料などを一切使わないため果実酒を入れる容器の衛生管理はとても大切です。
保存期間や保存の仕方に注意し瓶は必ず消毒したものを使用しましょう。
煮沸消毒がいちばんおすすめですが瓶が大きすぎてがむずかしい場合はアルコール消毒をします。

 

 

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